WORKS 011

WITHDOM Group

広がり実る空間

博多駅にほど近く、昼夜問わず多くの人々が行き交う交差点、道路、歩道。そこに開放的な全面窓で寄り添う建物の魅力を活かしつつ、飾り棚によるリズミカルな解放と隔たりによって 内外のつながりをゆるやかにした住宅会社ショールーム兼オフィスのデザインプロジェクト。
店内では、ショールームフロアをひとつの街にみたて、各部屋の角度や質感のランダム性により街並みを再現。そこでは、訪れる人それぞれの未来への憧れや語らいが生まれ、夢が広がり、それらが一つひとつ彩り鮮やかに実っていく。フロア中央に配されたツリーのシンボルには、そんなメッセージが込められている。
博多の街で産声を上げるそれらの世界観に合わせてサイン計画をデザイン。空間や来訪者の感性にフィットするグラフィック表現をめざしています。

Release
2023
Creation

行き交うの人の賑わいに
適度な存在感を確立する

電飾サイン、プロモーション用モニター、キーワードサインやライティングの演出などによる“動”のアピールと、一周をランダム性のある飾り棚に囲まれた“静”の表情でバランスを見出したファサード。交差点前の人の賑わいに適度な存在感を与えながら、飾り棚が解放された場所からは店内の様子が垣間見え、視線や興味を促せるよう構成。

感動を見つけられる
連想の空間

Move emotions(感動を見つける)という事業のミッションに則り、住まい手がまだ見ぬ「理想の暮らし」を想い描き、連想を促すための場所として構築されたショールーム。空間の開放性、木質や石材などの自然素材の質感、ファニチャーやディスプレイなど、自身の“憧れ”に気づき明確にしていくことができるようメイキングされた空間に調和するよう“棒の密集”で立体的に表現したメッセージサインは、見る角度により表情が変化し、真正面に向かい合った時にだけMOVE EMOTIONSが浮かび上がり、「感動を見つける」ことができるものに。

家づくりの自由性を表す
積み木のモチーフ

シンボルとなるツリー型の柱。その向こうに連なるランダムな角度と質感で街並みにみたてた各打ち合わせブース。公園とそのまわりを回遊できる道路のようなキッズスペースと通路。これらは、この場所を訪れる人が自由気ままに人生や夢を語らい、その実りである良質な住まいの数々が、やがて美しい街になる。というブランドがめざす指針とヴィジョンが物語として表現されたもの。それらの根幹にある住まいづくりと、その先に広がる暮らしの“自由性”を表現するべく、フロアマップやルームナンバーの表示は“積み木”をモチーフに。黒を基調とした重厚感の中で、フォルムの丸みや木質の温もりが調和するサインデザインをめざしています。

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